■肩こり、首こり〜頭痛〜40肩50肩〜手の痺れまでのメカニズム

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肩こり、首こり〜頭痛〜40肩50肩〜手の痺れまでのメカニズム

体は一体である事から肩こり、首こりの基本的メカニズムは腰痛と同じです。
前屈み、猫背等による肩甲骨周りの大きな筋肉(僧帽筋など)が慢性的に引っ張られ、血流不足になり「酸欠状態」になります。同時に全面の胸部の筋肉(大胸筋など)が縮まり詰まってしまいます。これが前屈みや猫背をさらに誘導してしまい、40肩50肩や手の痺れの原因になります。

多くの文献では猫背の80%は40肩50肩になると言われてるのはこうした姿勢からきていると考えられます。

肩甲骨周りや首が血流不足と酸欠状態になれば、当然脳への流れが不足する為頭痛や吐き気などの症状が生まれます。 さらに前屈みになる事で頭が垂れた状態となり、生理的湾曲の頚椎の前弯がなくなりまっすぐになっていきます。これをストレートネックというのですが、こうなると、いくら首の周りを揉みほぐしたり、ボキボキとアジャストしても、一時楽になったとしてもほとんど改善はみられません。

また昨今のパソコン等の動作が増えてきた事で、常に腕が内側に捻れた状態になる事がこれらの症状を助長してしまっています。
パソコンのマウスを動かす動作(手のひらを下に手の甲を上に)をして、肩の筋肉を触ってみてください。今度は逆の動作(手のひらを上に手の甲を下に)して同じように肩の筋肉を触ってみてください。 マウスを動かす動作だけで肩の筋肉が堅くなるのがわかるはずです。 この状態を持続すれば自ずから凝ってしまいます。

朝方に起きる急な寝違えも同じメカニズムです。 筋肉や組織の血流不足、酸欠状態で、体内が一日の中で一番冷えている朝方に起きやすくなってしまいます。

こういった事を長年続けていると、椎間板付近の組織や関節が堅くなり、神経圧迫をして痺れなどの症状が現れてきます。